代表取締役変更の登記申請にかかる費用を解説

役員変更
投稿日:2024.10.09
代表取締役変更の登記申請にかかる費用を解説

法人の代表取締役(社長)の交代、変更といえば、役員変更の一種ではあるものの、会社への影響が大きい変更です。

株主総会や取締役会などの社内の手続き以外にも組織面の変更や、株主や取引先などステークホルダーとの情報共有など様々な業務が伴います。代表取締役の変更だけでなく、その他の役員(取締役、監査役、社外取締役)の変更が発生する可能性もあります。

そして、これら業務の中で忘れてはならないのが代表取締役変更に伴う登記申請です。
本記事では、代表取締役の変更が急に生じたときに慌てないように、登記申請にかかる費用を解説します。

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そもそも代表取締役の変更登記とは?

代表取締役の変更登記とは、会社の代表者である代表取締役が変わった際に、その事実を法務局に届け出て、登記簿に記載内容を更新する手続きのことです。

代表取締役を変更したら、登記申請のほかに銀行口座の名義変更や異動届や労務関連の手続きも発生します。

関連記事:代表取締役変更(社長交代)の登記申請手続きを解説

法人の代表者変更の登記申請にかかる収入印紙の費用は?

代表取締役変更の登記申請(役員登記)にかかる登録免許税(収入印紙)の費用、資本金1億円未満の会社は1万円、資本金1億円以上の会社は3万円かかります。
その他司法書士に依頼する場合は追加で依頼料数万円かかり、自分で申請する場合は、郵送費用や交通費で合計して数千円程度かかります。

代表取締役の変更登記にかかる費用の内訳は?

①申請書類、必要書類の準備:1万円〜数万円

自分で調べて申請書類を作成すればお金はかかりませんが、時間と手間が必要です。

一般的には司法書士に数万円の報酬(手数料)を支払って申請を代行してもらうことが多いでしょう。また、最近はネット上で申請書類作成を支援するサービスも登場しており、司法書士に依頼するよりは安価に申請できる方法もでてきました。これらの方法だと1万円前後、司法書士に依頼する場合は依頼先にもよりますがおおよそ5万円〜10万円程度となるようです。
(ただし、支援サービスを使う場合も書類作成後の法務局への提出や郵送などの手続きは自分で行う必要があります)

②申請に必要な登録免許税:1万円(資本金が1億円を超える会社の場合、3万円)

代表取締役の新任・退任・辞任・重任(再任)はどれでも同じ金額です。

③法務局に申請するためにかかる郵送費や交通費:数百円

司法書士にお願いする場合は、依頼費用の中に含まれていることもありますが、自分で申請する場合はこれら費用がかかるということも認識しておきましょう。

合計すると総額で数万円〜10万円以内の費用となります。

代表取締役(法人の代表者)変更の登記申請費用を安くするなら書類作成がポイント

では、できるだけ安く代表取締役変更の登記申請をするにはどうしたらいいのでしょうか?

そのポイントは、上記①の登記申請書・必要書類の準備をできるだけ安く済ませることです。
②と③は誰がどんな方法でやってもほぼ変わらないからです。

この登記申請書や必要書類の準備は、通常は司法書士に依頼しますが、報酬が数万円程度かかります。

その他の方法としては、自分で調べてテンプレートを参考に自力で作成し申請する方法がありますが、必要な知識が多くなる上、全くミスが許されないので現実的ではありません。かかった時間全ての給与換算すればかなりの金額になるでしょう。

費用と手間や難易度のバランスを考えると、ネット上で必要な書類が自動作成できるサービスを利用するのがおすすめです。1万円前後で申請に必要な書類が全て用意でき、基本的には間違えることもありません。

こういったサービスを利用することで、総額でも2万円程度から役員変更の登記申請が可能になります。

【代表取締役の変更登記の「めんどくさい」「時間がかかる」「手続き費用が高い」を一気に解決!】

代表取締役が変更したら、速やかに代表取締役の変更登記をする必要があります。代表取締役が退くことが決定してから2週間以内に申請をする必要があるのと、後任の代表取締役の選任などある場合、別途株主総会の準備なども発生しますので、早めの準備が必要です。

特に、代表取締役の変更後のは手続きは、、税務署、年金事務所、銀行、取引先など、様々な期間に届出を行う必要があり、登記以外にも多くの時間が取られてしまいます。GVA 法人登記なら、変更情報を入力するだけで最短7分10,000円で手続きに必要な書類をそろえることができます。また、事前に株主リストを手元に準備しておくことで、スムーズに書類の作成ができます。

GVA 法人登記は、株式、有限会社の代表取締役の変更登記に対応しており、複数の書類作成も可能です。

代表取締役の変更登記についての詳細はこちら



GVA 法人登記が対応している登記種類

・本店移転(管轄内移転・管轄外移転)
・役員変更(新任、辞任、重任、退任)
・役員の住所変更
・募集株式の発行
・商号変更
・目的変更
・株式分割
・剰余金等の資本組入れ
・ストックオプション

ステップに沿って入力するだけで必要書類の作成ができます

登記書類を作成する為には、現在の登記情報を確認し正確に入力する必要があります。

本来であれば、法務局にて有料で書類を取得し確認する必要がありますが、GVA 法人登記の、「登記情報自動反映サービス」をご利用いただきますと、システム内で現在の登記情報を無料で取得し、会社基本情報が書類作成画面に自動反映されます。登記知識のない方でもステップに沿って変更情報を入力するだけで簡単に登記書類の作成ができます。




GVA 法人登記で作成できる変更登記書類

  • 株主総会議事録
  • 株主リスト
  • 就任承諾書
  • 取締役会議事録
  • 取締役決定書
  • 登記申請書
  • 定款
  • 印鑑届書


※手続き状況により、作成されない書類もございます。


さらにGVA 法人登記で登記書類を作成していただいた方全員に「登記申請手続きマニュアル」をお渡ししております。作成した登記書類の製版方法や、押印する場所についてすべてまとめておりますので、流れの通りに進めるだけで手続きを終えることができます。

GVA 法人登記なら書類を郵送するだけで法務局に行かずに登記申請できます

オプションのかんたん郵送パックを利用すれば、書類作成後、押印し郵送するだけで登記申請ができるため、法務局に行かずに登記申請が可能です。仕事が忙しく法務局に行く時間がない方や、効率的に手続きを進めたい方におすすめです。


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執筆者

執筆者:GVA 法人登記 編集部(GVA TECH株式会社)/ 監修:GVA 法律事務所 コーポレートチーム

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