土日や夜間に会社の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を閲覧・請求する方法

登記事項証明書
投稿日:2024.09.26
登記事項証明書

会社や法人にとっての身分証明書ともいえるのが「履歴事項全部証明書」です。融資や不動産の契約時に金融機関等に提出したり、許認可や補助金の申請時に添付したり、新しい取引を開始する際に取引先企業に提出したりといったシーンで提出、閲覧されます。

このような書類が必要になるのはたいていが忙しいタイミングということも多いかもしれません。
本記事では履歴事項全部証明書を夜間や休日など窓口の受付時間外に交付請求・内容を確認する方法について解説します。

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結論からいうと、夜間や休日に登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を受け取ることはできない

いきなり話が終わってしまいそうですが、履歴事項全部証明書の交付そのものを夜間や休日など登記所の受付時間外に受けることはできません。登記所の窓口の業務取扱い時間は平日の午前8時30分から午後5時15分なのでそれ以外のタイミングで窓口に行ったり、郵送した交付請求書が届いても交付ができません。当然ですが業務取扱いが再開してからの交付となります。

Webサイトからの登記簿謄本(履歴事項全部証明書)オンライン請求でも取り扱い時間の制限がある

履歴事項全部証明書は、登記所の窓口に行ったり、郵送で交付申請書を提出するほかに、Webサイト「登記・供託オンライン申請システム」からオンラインで申請することもできます。

この場合は指定した法務局の窓口で交付を受けることができる他、指定した送付先に郵送請求することも可能です。郵送の場合にもこちらから返信用封筒などを送る必要もありません。オンライン上で郵送請求をした場合は、到着まで2、3日ほどかかりますが、急いでなければおすすめの方法です。

ただし、この方法でも申請できる時間に制限があり、平日の8時30分から21時までしか申請ができません。(なお、利用時間内であっても、17時15分以降の申請は翌業務日の受付となります。)

なお、会社の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)の取得請求方法についてはこちらの記事もご参考ください。
関連記事:会社・法人の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)の取得方法とは?

登記情報の閲覧だけなら夜間・土日休日も可能

「最新の登記事項の確認だけでもできればいい」という場合は、平日夜間や土日祝日でもネットから即時に閲覧する方法があります。

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なおお急ぎ登記情報PDFの利用時間は以下の通りです。

平日:8:30〜22:50
土日祝:8:30〜17:50

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執筆者:GVA 法人登記 編集部(GVA TECH株式会社)/ 監修:GVA 法律事務所 コーポレートチーム

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