会社の社名(商号)を変更する・・
それほど頻繁にあることではないですが「社名変更の例は?」と聞かれればいくつか思い出せるくらいには発生するイベントです。
最近でも、ソニーが63年ぶりの社名変更で「ソニーグループ」に変わると報じられたことをご存知かもしれません。
社名を変更することは法律上では「商号変更」と呼ばれ、変更を株主総会で決議した上で登記申請することで完了します。このあたりの手続きや、社名が具体的にどう記載されているのかよく知らない方もいるかもしれません。
本記事では社名(商号)の定款や登記上での記載のされ方について解説します。
自分で変更登記をするなら司法書士監修のGVA 法人登記が便利です
必要情報をフォームに入力するだけでかんたん書類作成
費用と時間を抑えて変更登記申請したい方におススメです
【各リンクからお進みください】
①会員登録前に利用方法を確認できる無料体験実施中
②GVA 法人登記の料金案内(専門家に依頼する場合と比較できます)
③オンラインサービスを利用して登記手続きを検討されている方はこちら
そもそも社名(商号とは)
社名とは、その名の通り、会社の名前を指します。
『商号』も同じ意味を持っています。
よって社名変更と商号変更は同じ意味を持ちます。
似た意味を持つ、屋号との違いは以下の記事で解説しています。
屋号とは?商号・法人名・会社名・事業者名との違いをわかりやすく解説
社名(商号)は履歴事項全部証明書に記載されているのか?
以下は、弊社GVA TECH株式会社のPDF形式の登記情報の冒頭部分の抜粋です。(登記簿謄本とは見た目が異なりますが、記載されている情報は同じです)
ここで「会社法人等番号」の下に記載されている「商号」として記載されているのが、正確な社名ということになります。
では、ここに記載される商号はいつ、どのように決定されているのでしょうか?
社名(商号)は会社設立時に作成される定款にも記載される
会社を設立する際に必要になるのが、会社のさまざまなルールを定めた「定款(ていかん)」という書類の作成です。
定款には社名(商号)はもちろん、本店所在地や事業目的、役員や株式に関することなど会社運営に必要なさまざまなルールが規定されます。
以下は法務局のWebサイトで配布されている、株式会社の設立登記申請書内の定款部分のサンプルです。
定款の最初(第1条)に社名(商号)が記載されています。それくらい会社のルールとしては重要、これがないと始まらないものです。
作成した定款は、公証人による認証を受けたのち、法務局への申請を経て設立されます。
公証人による認証では、定款の記載内容が法律的に問題ないかチェックされますが、社名にも命名ルールがあり、それに則っているかチェックが入るのです。
商号変更の登記申請により、定款内の商号変更が反映される
定款に記載された商号を、株式会社設立登記申請書に記載して設立を申請します。
つまり、商号の根拠となる書類は定款になるのです。
もし、会社を設立して以降、社名(商号)を変更する場合、厳密には「株主総会で定款に記載されている商号の変更を決議」し、その変更を登記申請することで登記簿に反映されるというプロセスになります。
商号を変更する場合、厳密に何が変更されるかを知っておくことで効率的に手続きできる場合があります。
なお、定款における商号は「絶対的記載事項」という項目に分類されます。これは会社法で、定款内で必ず記載されなければならない、と規定されている事項になります。社名を記載し忘れるということはほとんどないと思いますが、商号のない定款は認証を受けられず、そのままでは設立申請もできません。
【最短7分5000円~】法人の変更登記の必要書類をカンタン作成できます
法人の変更登記は、手続きごとに必要書類が異なるため、どの申請に何の書類が必要なのかを探すだけでも多くの時間が取られてしまいます。GVA 法人登記なら、変更情報を入力するだけで最短7分・5000円から、オンラインで変更登記に必要な書類の作成ができます。
GVA 法人登記は、株式、合同、有限会社の役員変更や本店移転登記など、10種類以上の変更登記に対応しており、複数の書類作成も可能です。
GVA 法人登記が対応している登記種類
・本店移転(管轄内移転・管轄外移転)
・役員変更(新任、辞任、重任、退任)
・役員の住所変更
・募集株式の発行
・商号変更
・目的変更
・株式分割
・剰余金等の資本組入れ
・ストックオプション
各登記種類の料金は、以下で説明しています。
\ 最短7分5000円~必要書類を作成 /
ステップに沿って入力するだけで必要書類の作成ができます
登記書類を作成する為には、現在の登記情報を確認し正確に入力する必要があります。
本来であれば、法務局にて有料で書類を取得し確認する必要がありますが、GVA 法人登記の、「登記情報自動反映サービス」をご利用いただきますと、システム内で現在の登記情報を無料で取得し、会社基本情報が書類作成画面に自動反映されます。登記知識のない方でもステップに沿って変更情報を入力するだけで簡単に登記書類の作成ができます。
GVA 法人登記で作成できる変更登記書類(例)
・登記申請書
・株主総会議事録
・株主リスト
・印鑑届出書
・就任承諾書(役員就任・重任)
・辞任届(役員辞任)
・準備金・剰余金の額に関する証明書(剰余金の資本組み入れ)
・総社員の同意書(合同会社)
・業務執行社員の同意書(合同会社)
さらにGVA 法人登記で登記書類を作成していただいた方全員に「登記申請手続きマニュアル」をお渡ししております。作成した登記書類の製版方法や、押印する場所についてすべてまとめておりますので、流れの通りに進めるだけで手続きを終えることができます。
オプションのかんたん郵送パックを利用すれば、書類作成後、押印し郵送するだけで登記申請ができるため、法務局に行かずに登記申請が可能です。仕事が忙しく法務局に行く時間がない方や、効率的に手続きを進めたい方におすすめです。
【期間限定】1,000円OFFクーポン配布中!
クーポン利用手順
①GVA 法人登記の会員登録(無料)
②購入前のクーポンコード入力画面で【 Ug3JNAS7sB 】を入力
\Webでカンタン自分で変更登記/
執筆者:GVA 法人登記 編集部(GVA TECH株式会社)/ 監修:GVA 法律事務所 コーポレートチーム
本Webサイト内のコンテンツはGVA 法律事務所の監修のもと、BtoBマーケティングおよび司法書士事務所勤務経験者が所属する編集部が企画・制作しています。
GVA TECH株式会社では、「GVA 法人登記」だけでなくAI契約書レビュー支援クラウド「GVA assist」などのリーガルテックサービスを提供しています。