ストックオプションの発行にかかる費用について

ストックオプション
投稿日:2024.09.06
ストックオプション

ストックオプションを発行するのにはどのくらい費用がかかるのでしょうか?

ストックオプションの発行には大きく分けて3つのプロセスがあります。

  1. 発行数や発行対象者の決定
  2. 株主総会や取締役会での発行決議
  3. 発行したストックオプションの登記申請


本記事では、税制適格ストックオプションの発行を対象に、これらプロセスとかかる費用について解説します。

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1.発行数や発行対象者の決定

どれだけの量のストックオプションを発行し、社内の誰に付与するかを検討します。通常はこのプロセスの前で、税制適格か、無償型なのか有償型などを含めて、外部の専門家にアドバイスを求めることが一般的です。

2.株主総会や取締役会での発行決議

発行の条件が決まったら株主総会で決議をします。当然、議事録への記載も必要になります。

株主総会の開催は規模の差はあれど、社内で対応できる企業も多いでしょう。特にこれからストックオプションを発行するスタートアップ企業の規模であれば株主もまだそれほど多くありません。なるべくコストをかけずに行いましょう。

ただし、社内のノウハウによってはここでも外部の専門家のアドバイスが必要な場合があります。①のストックオプション組成、③の登記手続きと合わせて、おおよそ数十万円、信託型などの特殊なものによっては数百万円程の費用を要する場合もあります。

3.発行したストックオプションの登記申請

株主総会で決議をしたら、最後にストックオプション発行の登記申請をします。決議後、2週間以内の登記が必要になります。

登記申請にかかる費用は2つに分けられます。

  • 登記申請書類の作成(申請書類を作成し、必要な添付書類を準備、押印する)
  • 登記に必要な登録免許税(必要な金額の収入印紙を購入する)


このステップは司法書士や弁護士に依頼することが多いですが、登記申請書を自力で作成できれば、費用を安く抑えることも可能です。後述するGVA 法人登記などのサービスを利用することで手間を減らしながらコストを抑えて作成することも可能です。

なお、ストックオプション関連登記の登録免許税は以下になります。

ストックオプション発行:9万円
ストックオプション行使:行使により増加する資本金額に1000分の7を乗じた額(3万円の以下になる場合は3万円)
ストックオプション消却:3万円



GVA 法人登記なら、新株予約権の発行(ストックオプション)の登記書類を自分で作成、法務局に行かずに申請できます

株式会社の新株予約権の発行(ストックオプション)による登記は、本店移転などに比べると手間がかかる印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

GVA 法人登記なら、新株予約権の名称や総数などの必要情報を入力するだけで株式会社の新株予約権の発行による変更の登記(ストックオプション)に必要な書類を自分で作成、法務局に行かずに申請できます。書類作成にかかる費用は30,000円なので、司法書士など専門家に依頼するよりもリーズナブルです。

GVA 法人登記は、株式、合同、有限会社の役員変更や本店移転登記など、10種類以上の変更登記に対応しており、複数の書類作成も可能です。



GVA 法人登記が対応している登記種類

  • 本店移転(管轄内移転・管轄外移転)
  • 役員変更(新任、辞任、重任、退任)
  • 役員の住所変更
  • 募集株式の発行
  • 商号変更
  • 目的変更
  • 株式分割
  • 剰余金等の資本組入れ
  • ストックオプション


ステップに沿って入力するだけで必要書類の作成ができます

登記書類を作成する為には、現在の登記情報を確認し正確に入力する必要があります。

本来であれば、法務局にて有料で書類を取得し確認する必要がありますが、GVA 法人登記の、「登記情報自動反映サービス」をご利用いただきますと、システム内で現在の登記情報を無料で取得し、会社基本情報が書類作成画面に自動反映されます。登記知識のない方でもステップに沿って変更情報を入力するだけで簡単に登記書類の作成ができます。



GVA 法人登記で作成できる新株予約権の発行(ストックオプション)による変更の登記の書類

  • 株主総会議事録
  • 株主リスト
  • 新株予約権割当契約書
  • 登記申請書
  • 取締役会議事録

※申請状況により、一部作成されない書類もございます

さらにGVA 法人登記で登記書類を作成していただいた方全員に「登記申請手続きマニュアル」をお渡ししております。作成した登記書類の製版方法や、押印する場所についてすべてまとめておりますので、流れの通りに進めるだけで手続きを終えることができます。

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執筆者:GVA 法人登記 編集部(GVA TECH株式会社)/ 監修:GVA 法律事務所 コーポレートチーム

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