ーー御社の事業内容を教えてください
3年前に設立した会社で、事業内容としては、プライベート・エクイティや政府系ファンドを通じた経営の実務経験を活かしたコンサルティングがメインで、私自ら支援先企業にCOOやCAO(法務や管理部門の責任者)、マーケティング本部長などの役割で入って、ハンズオン的に支援させていただくことが多いです。企業規模の大小は関係なく対応しておりますが、なかにはWeb3関連のスタートアップ企業など幅広い領域で支援することもあります。
Web3プロジェクトで関わったメンバーのみなさん
ーーこれまで経験された登記業務の状況や課題を教えてください
起業の準備中に見た「創業手帳」という冊子でクラウド会計事業者の提供している会社登記の支援サービスを知り、それを使って会社設立の登記を申請しました。定款の作成はサービスと連携している司法書士に相談しながら作成、印鑑の作成もそのサービス経由で作りました。その後、初めて変更登記が発生したのが今回のタイミングです。会社設立のときからネット上のサービスを使っていたので、変更登記でも同じような感覚で利用できるサービスがあればと期待していました。
代表の市原様が監修された書籍
検索してみたらたまたま知っている名前が出てきたのでサイト訪問しました
ーーGVA 法人登記を知ったきっかけを教えてください
最初に定款変更(目的変更)を申請する必要が出てきたときにWebで申請できるサービスがないか検索して見つけました。実は支援先企業の法律顧問がGVA 法律事務所で「GVA」という名称は知っていたこともあり、聞き慣れた名前を見つけたのでクリックしてみました。
設立のときもそうでしたが、今はだいたいの手続きがネットでできるようになっています。私が支援するプロジェクトでもさまざまなサービスを活用しながら外注パートナーと業務をしていることもあり、最初からそういったサービスを使うつもりで探していました。私の周りを見ても一定の世代以下だと、仕事で生じた疑問はネットで検索するのが当然という方も多いと思います。
ーーGVA 法人登記を使ってみようと思われた理由は?
一番はコストです。圧倒的に安いかどうかというより、許容できる費用かどうかが重要ですね。
二番目は、一度は自分でやっておきたかったという点です。手続きの全体像を自分で知っておくことで、効率化する部分を見極めることができ、自分に合ったメリットが得られると思いました。私が中小企業診断士の資格を以前持っていたということもあり、中小企業において知識やリテラシーが低いことで高い費用を支払っているというケースを目にしてきました。まず自分が知っておかないと、という前提を意識していました。
使う前には予想しなかった早さで入力内容も少なく、数分で書類作成できたのはいい意味で驚きでした
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご感想はいかがでしたでしょうか?
安く早く申請できましたが、とくに「早く」できたのが大きかったです。使う前には予想しなかった早さで入力内容も少なく、数分で書類作成できたのはいい意味で驚きでした。費用については安いのだとは思いますが、私が変更登記をするのが初めてということもあり、他の方法で申請したときの価格イメージはそれほどありませんでした。早さは圧倒的だと思いましたので、その点はもっと訴求されてもいいのではないかと思いましたね。
目的変更の後に、メールで送られてくる割引クーポンを使って本店移転の申請をしました。初回の利用イメージがあったので、割引になるなら他の方法を検討する必要もないと思いました。知り合いにも、登記申請は自分でやればすぐできるよ、と教えています。
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご要望などはございますか?
法人登記の申請に付随して税務署や年金事務所などの手続きがあります。申請内容によって例えば税金関係はe-Taxだったり、年金関連は紙だったりとバラバラでしたが、今回はそれぞれ自分で調べました。これら手続きも本店移転の登記申請とまとめてできるといいと思います。
登記以外でもリーガルテックのサービスを使っていますが、どのサービスもWebから操作で完結することが前提ですよね。ただ、どうしても相談がしたくなるケースもあると思うのでチャットなどで聞けるとさまざまなリテラシーの方やケースをカバーできるのではないかと思います。