急いで登記申請する必要があり、自分のペースで準備できる方法を探していました
ーー御社の事業内容を教えてください
介護業界に特化して外国人の就労支援や生活支援を展開しています。その他に介護施設で特定技能を採用する場合の手続きの支援、施設向けに採用などのコンサルティングも行っています。特定技能は、従来からある技能実習生に比べると入管法などのハードルが低いですが、申請が複雑で提出書類も多く、支援を必要とする企業は多いですね。
私自身が前職では介護業界向けの人材紹介や派遣事業を行っていたのと、その時の親会社では介護施設を運営していたこともあり、通算で10年ほどの介護業界での経験を積んでから起業しました。会社は昨年の2月に設立してちょうど1年が経ったところです。
株式会社Sakula 代表取締役 干泥 信隆 様
ーーこれまで経験された登記業務の状況や課題を教えてください
設立の際はネットで登記申請書類を作成できるサービスを利用し、定款などの書類も自分で作成して申請しました。
どの書類をどこに提出するかなどマニュアル化されており、特につまずいたり大変だなと思った記憶はありませんでした。登記簿に記載される事業目的は後の追加も見越してもう少し広めにしておけばよかったなと思ったくらいですね。
今回、設立後はじめての変更登記で、最初に税理士に聞いたら最初は司法書士に依頼するのが一般的とアドバイスされました。ただ、今回急いで申請する必要があったため、費用や時間がかかってしまう可能性を減らすために検索エンジンで調べていたところGVA 法人登記を見つけました。たしか「登記変更 自分で」といったキーワードだったと思います。
もともと、ネットで手続きできるものはできるだけ活用するようにしています。士業の方に依頼するとしても、こちらの都合や急ぎのスケジュールを押し付けすぎるのもどうかなと思っていたこともあったので、自分の都合で進めやすいネットのサービスであるということがよかったですね。
念のため、作成した書類に不備がないか法務局に確認しましたが問題なかったですね
ーー今回の登記申請の背景を教えてください
設立時は資金も少なかったので、まずは資本金100万円で創業し初年度に登録支援機関の認可を取り、資金が増える2年目以降に人材紹介に必要な許認可申請を取ろうというプランでした。人材紹介の許認可申請には資本金額の基準があったので、増資をDESで行いました。また許認可申請に伴い本店移転も必要だったため、並行してそちらも行いました。結果、無事に許認可も取得でき、今後の事業拡大に繋げることが出来ました。
ーーGVA 法人登記を使ってみようと思われた理由は?
利用前は特に不安はありませんでした。もともとクラウドの会計ソフトなども使っているので、会社に関する手続きがあればおそらくちゃんと申請できるだろうという感覚がありました。念のためGVA 法人登記で作成した書類を提出する前に法務局に電話して書類に不備がないか聞いたのですが、特に問題なかったので「これなら大丈夫」と申請を進めました。
入管の手続きではたくさんの書類を作成するのですが、専用の書類作成のツールをよく使うこともあり、サービスは異なりますが申請に必要な書類がちゃんと作成できるイメージはなんとなくありましたね。
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多少工数が増えても、自分の作業で完結できるということが魅力的でした
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご感想はいかがでしたでしょうか?
時間や費用については自分の想像していたとおりでした。
ただ、実は一番いいと思ったのは「自分のペースで作業できる」という点です。
専門家にお願いする場合、人と人のやりとりなのでどうしても対人面での合う/合わないがあります。その配慮をしたり、スピード感を合わせるのも正直なところ手間と感じていました。最終的には多少工数が増えるとしても自分のペース、都合のいいタイミングで手続きの準備ができるのは私にとっては魅力的でした。弊社と同じような、立ち上げフェーズの企業の経営者には向いていると思います。今後も登記申請が発生する際はまた使いたいと思います。
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご要望などはございますか?
登記関連では特にありませんが、許認可の申請など、事業を行う上でどうしても必要な申請はできるだけオンラインでできるといいですよね。さまざまな申請が連携して手間をかけずにできるとよいと思います。