ーー御社の事業内容を教えてください。
椛島様: 設立から60年以上経つ、九州で一番歴史があるといわれている、受託計算やシステム開発、DX支援を行っている会社です。1961年にアメリカへ商業施設を見学に行き感銘をうけた者が初代社長となり、高校の卒業生、恩師を含めた9名で立ち上げられたと聞いています。
2021年より、現代表の西村が事業承継しています。西村は税理士としてのキャリアを積んだ後、現職に至ります。歴史の長い会社ですが、事業承継のタイミングで会社は大きく変わりました。以前は自社ビルもあったのですが、承継の翌年には、業務ごとに拠点を3箇所に分散させ、その後、関係会社の合併、営業所の設立もあり、現在は拠点が5箇所となっています。

株式会社FCCテクノ様 社内の風景
以前の登記は社内で書類作成し、司法書士にチェックと申請を依頼していました
ーー今回の書類作成の内容は?
椛島様: 役員の退任と就任に伴う役員変更登記でした。
ーーこれまで経験された登記業務の状況や課題を教えてください。
椛島様: 以前は司法書士に依頼していました。社内で書類をある程度作成し、司法書士にチェックしてもらい、押印した書類の受け取りの為に来社して頂き、登記申請までお願いする流れが多かったです。当時は子会社の登記もあったので定期的に発生はするものの、パターンも決まっていたため、その都度、手間や費用はかかりましたが登記申請自体に大きな課題はありませんでした。
これが、事業承継を境にグループの状況が変わり、登記の発生頻度は毎年というほどではなくなりました。2年に一回程度なので、今までのやり方でも対応できましたが、頻度が低いのであれば、自分たちはできるだけリソースを割かずに完全内製化し効率化を図るという方向性になりました。
代表の西村がこのサービスを知っており、「登記の機会があるなら使ってみよう」と教えてもらったのがきっかけです。当社は普段から効率化やクラウド化を意識して運営しているという背景も影響していますね。
GVA 法人登記は、ポイントを押さえて必要な書類が揃うので業務がシンプルになりました
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご感想はいかがでしたでしょうか?
椛島様: 私も以前は業務で登記書類を作成していたので、ある程度は慣れていました。 それでも、GVA 法人登記を使うことで作業がラクになりましたね。以前は一から書類を作成し、念入りに確認する必要があり、経験があったとはいえそれなりに手間がかかっていました。GVA 法人登記は、そこまで深く考えなくてもポイントを押さえてくれて必要な書類が揃うのでだいぶ業務がシンプルになりました。
ーーオプションのかんたん郵送パックをご利用いただいた理由を教えてください。
椛島様: 効率化したいという目的でGVA 法人登記を選んだため、オプション(かんたん郵送パック)の利用も必須だと考えました。 ただ、収入印紙については、近くの郵便局でも購入できることから、今回は収入印紙オプションは利用せずに申し込みました。
ーーGVA 法人登記へのご要望などはございますか?
椛島様: 今回利用したGVA 法人登記の機能については、特に要望はありません。 あえて挙げるとすれば、以前、本店移転ではなく「ビル名だけを削除する」という(本店移転とは異なる)住所変更の登記をする機会があったのですが、そういったケースにも対応していただけると嬉しいですね。