「設立が簡単」と聞いて一般社団法人を選びました
ーーまず、御社の事業内容について教えてください。
植竹様:当法人は2022年4月に設立しました。私がもともと愛知にある機械メーカーの役員や子会社代表を務めていたのですが、その退任後に長年培ってきた経験・ネットワークを活かしてエンジニアを支援したいという思いでEngineering Bridgeを立ち上げました。
主な活動は、1つ目は、普段なかなか交流の機会がないエンジニアのために、交流と成長の場として年2回の「集いの会」を開催しています。2つ目は、座学ではなく体験型のセミナーや現地見学会など、他社があまり手掛けていない企画を実施しています。
3つ目は「高所作業ができる人を探している」「ロボットを活用した設備の知見がある会社を紹介してほしい」といった具体的なニーズに応えるマッチング、4つ目はなんでも相談として、さまざまな相談対応も行っています。ほかにも5つ目に情報発信として、業界の最新情報や会員の活動紹介もしています、全体的に見るとコミュニティ運営に近いかもしれません。コロナ禍で引き継げなかった人脈を、新しい世代に引き継いでいくという目的もあります。
会員の8割は30名以下の中小企業で、残りの2割が大手企業です。愛知県、中部が中心ですが地域は限定しておらず、関東や関西の会員様もいらっしゃいます。
ーーなぜ一般社団法人という形態を選んだのでしょうか?
植竹様:立ち上げの際にいろいろな方に相談したところ、「一般社団法人は設立が比較的簡単」と聞き、この形態を選びました。当初は株式会社のような営利活動は難しいのかと思っていましたが、株式会社と全く同じようにできることが分かりました。外部からの資金調達の予定もないですし、運営上、特に問題は感じていません。
ーー今回、GVA 法人登記ではどのような書類を作成されましたか?
植竹様:代表理事1名、理事2名、監事1名の役員重任に関する書類です。4月に理事の交代があり、7月に重任の登記を行いました。4月に、司法書士に理事交代を相談した際に、近いタイミングで重任登記が必要になることを指摘されていました。
司法書士とのやりとりに時間がかかったり、日付などの修正指摘が手間と感じていました
ーーこれまでの登記業務の状況や、設立時のことを教えてください。
植竹様:2022年の12月に理事の交代があり、その際も司法書士に依頼して重任登記を行いました。ただ、以前依頼していたのが東京の司法書士だったため、やりとりに時間がかかったり、書類の日付など細かい部分をこちらから修正指摘したりする必要があり、少し手間を感じていました。そのため、今回の重任登記は少しでも安く、そして手軽に済ませたいと思いGVA 法人登記を利用することにしました。
ちなみに設立時の登記は、創業を支援する情報誌を参考に、会計ソフトの会社が提供する設立支援システムで書類を作成し、最終的な登記申請を司法書士に依頼しました。その時は特に課題や不満はなかったと思います。
ーーGVA 法人登記を知ったきっかけは何でしたか?
植竹様:Facebook広告を見たのと、近いタイミングでメールが届いたことがきっかけです。ちょうど重任登記を安くできる方法を探していたタイミングで、司法書士に頼むより費用を抑えられそうだと感じて使ってみることにしました。
ーー実際にGVA 法人登記を使ってみて、いかがでしたか?
植竹様:作成された書類はしっかりした内容で、十分満足できました。何より、自分で入力するので、できあがった書類の日付や決算期を間違うといった心配がなかったのが良かったです。
法務局自体は近いですが、行くための時間を調整したり窓口で待つ時間がもったいないのでオプションを利用しました
ーー印刷や製本を支援する「まるごとおまかせプラン」をご利用いただいた理由を教えてください。
植竹様:とにかく手間がかからないのが一番の理由です。郵便局や法務局へ行く必要がないのは非常に助かります。法務局自体は近くにあるのですが、それでも行く時間を調整したり窓口で待つ時間はもったいないですし、特に急いで手続きをする必要もなかったのでこのプランを選びました。
ーーGVA 法人登記へのご要望などはございますか?
植竹様:サービス自体は満足しているので特に要望はありません。ただ一点、法務局に書類を提出後に「監事のみ重任ではなく、一度退任してから再就任する手続きに修正してください」という連絡がありました。役員それぞれの任期が異なるのがその理由だったのですが、先回りしてシステムで対応できるともっと良いと思いました。
それと、登記以外のことで言えば補助金や助成金には興味がありますが、自社にマッチするものを探すのが大変なのを改善できるといいですね。