ーー御社の事業内容を教えてください。
髙藤様: 法人の設立は令和6年7月です。 18歳から65歳未満の方を対象に、国の指定を受け、障害福祉サービスである生活介護事業所を運営しています。デイサービスの一種で、毎日10名程度の方にご利用いただいています。
サービスの運営自体は合同会社という形態も可能でしたが、一般社団法人を選択しました。 最近、ヘルプマークに加えて「逆ヘルプマーク」という考え方も広まりつつあります。当法人でも「amiinowaマーク」というアクセサリー製品を展開しており、これらの普及活動を効果的に進めることも考慮し、一般社団法人という形態を選びました。
ただ、設立後に分かったデメリットもあります。例えば、融資が受けにくい点です。日本政策金融公庫から借入れできましたが、一般社団法人は保証協会の対象になっていないなどの不便な点がありました。今後の事業展開によっては、株式会社など他の法人形態も視野に入れています。
一般社団法人aminowa様の内観
法人設立時から自分で登記申請書類を作成していました
ーーこれまで経験された登記業務の状況や課題について教えてください。
髙藤様: 設立時は、インターネット上のテンプレートを利用して自身で書類を作成し、登記申請を行いました。特に問題も発生せず、手順通りに進めて設立できました。 現在、株式会社の設立準備も進めており、こちらもインターネット上で書類作成ができるサービスを利用しています。株式会社と比較すると、株式に関する手続きがないため、一般社団法人の設立はスムーズに進められたと感じています。
変更登記については今回が初めての経験でした。次回は来年頃に役員の重任登記を予定しています。 今後の予定としては、社員(従業員ではなく、法人の構成員としての社員)の追加や入れ替わりがあるかもしれません。
ーー今回の書類作成された内容について教えていただけますか?
髙藤様: 私と共同で法人を立ち上げた、もう一人の代表理事の住所移転登記を申請しました。
当初はどんな手続きが必要かわからなかったのですが、ChatGPTで調べたところ登記申請が必要だと知りました。 質問を重ねるうちに、登記申請の具体的な手順も詳しく教えてくれましたね。 その他にも、事務所のロゴ作成、利用者とのコミュニケーション方法、事業所運営に関するアドバイスなど、けっこうChatGPTは活用しています。
生成AIの活用も考えましたが、正確性が求められる手続きなのでGVA 法人登記を利用することにしました
ーーGVA 法人登記を知ったきっかけを教えてください。
髙藤様: ChatGPTで登記申請の方法を詳しく調べていく中で、インターネット上で登記手続きを支援するサービスが存在することを知りました。 ChatGPTからも書類を自分で作成するための情報は得られたのですが、質問するたびに回答内容が異なるなどちょっと不安もあり、回答の中に出てきたGVA 法人登記を利用することにしました。最終的な正確性が求められる作業については、専門的なサービスを利用する方が適切だと感じています。
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご感想はいかがでしたでしょうか?
髙藤様: 非常に分かりやすく、大変便利だと感じました。迷うことなくスムーズに書類を作成でき、申請後も問題なく登記が完了しました。 今回はダウンロードプランを利用しました。費用をできるだけ抑えたかったことと、近くの郵便局で収入印紙をすぐに購入できるということが理由です。
一般社団法人ならではの手続き支援や、許認可手続を効率化できるサービスがあるといいですね
ーーGVA 法人登記へのご要望などはございますか?
髙藤様: 対応している登記の種類は、多ければ多いほど助かります。一般社団法人の登記に対応しているオンラインサービスは他に見当たらず、周囲に相談できる人も少なかったため、今後も不明な点が出てくる可能性があります。例えば、年間スケジュールや事業年度の節目ごとに、一般社団法人が行うべき手続きを提示してくれるような機能があると便利ですよね。 顧問税理士も一般社団法人の経験は少ないためまだまだ不明なことも多いですね。
登記申請以外では、法人設立時に必要な諸手続き(税務署やハローワークへの届け出など)をワンストップでサポートしてくれる仕組みや、許認可申請をシンプルにできるようなサービスがあれば大変助かります。私たちの事業領域は、特に許認可関連の手続きに労力がかかるんですよね。