登記申請という手続き自体にはできればお金をかけたくないという感覚がありました
ーー御社の事業内容を教えてください
弊社では、日本で働く特定技能外国人、中でもブルーカラー領域での手続きや管理を効率化するクラウドサービス「SMILEVISA」を開発・提供しています。
従来の手続きはアナログで、一人を採用するのにも50ページ以上の書類を入管に提出する必要があり、書類によっては翻訳も必要でした。また、外国人を受け入れてからも手続きや給与の報告義務があります。
2019年以降特定技能の制度ができ、条件を満たせば自社で管理ができるようになりました。このような状況を背景に、弊社では特定技能に関する手続きのDX化の実現を目指しています。
同じ外国人でもブルーカラー職はホワイトカラーに比べて手続きが大変です。生活支援なども法令で定められた要領に沿って支援しなければならず、企業側の担当者にとってのペインが大きいという特徴があります。
ブルーカラー職の対象となることの多い製造業は中小企業が中心、外食や介護では中堅以上の規模ですが、規模の小さい企業が多くリソースが潤沢ではありません。必要書類の形式やルールが変わることも多く、企業にとってこれらへの対応が負担になっています。
ーーこれまで経験された登記業務の状況や課題を教えてください
会社設立後、シードラウンドでベンチャーキャピタルから資金調達をした際に増資の登記をしました。
そのときはVCから紹介いただいた司法書士にお願いしました。このときは優先株の対応などもあり手間がかかりましたが、登記申請という手続き自体にはできることならお金はかけたくないと思っていました。
SMILEVISA サービスロゴ
本店移転ならネットでできるんじゃないかと検索したところGVA 法人登記を見つけました
ーーGVA 法人登記を知ったきっかけを教えてください
会社設立時は自宅住所で登記しました。
今回住所変更が必要になって、最初は自分で書類作成して申請しようと思ったのですが、本店移転のようなシンプルな登記ならネットでできるサービスがあるのでは?と思ったんです。
「法人登記 本店所在 移転」検索してみたところGVA 法人登記の記事を見つけました。後で思い出したのですが、弊社の運営サービスも近い領域なので、そういえばこんなサービスがあったな、と思いましたね。株主総会関連でGVA 法人登記の記事を読んだことがあり、なんとなく認知はしていたというのを思い出した感じです。
ーーGVA 法人登記を使ってみようと思われた理由は?
他の登記申請を支援するサービスとの比較検討は特にしませんでした。「自分に必要なサービスが見つかった」という感覚が強かったですね。
初めての利用ですし「本当に登記申請できるのかな?」とは思いましたが、利用にあたってまったく抵抗はありませんでした。特にリスクはないですし、これで本当に申請できればだいぶ助かると思いさっそくアカウント作成してみました。
すごく楽に申請できましたが、本店移転に付随する登記以外の手続きも一緒にできたら最高だと思います
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご感想はいかがでしたでしょうか?
思っていたより簡単で早くできたと感じました。
弊社の株式発行状況でも対応できるか気になっていましたが、結果的に無事申請できたのでよかったです。「かんたん郵送パック」などのオプションは使わず、ちょうど法務局で登記簿謄本を取る用事があったのでそのついでに持参して提出しました。
今回、管轄内外の本店移転だったので東大阪市、大阪市両方への申請となりました。司法書士に依頼するのとくらべて数分の1の費用でできましたし、書類作成するUIも簡単だったのでだいぶ楽に申請できました。
ーーGVA 法人登記を使ってみてのご要望などはございますか?
本店移転の手続きでは、登記申請だけすればいいと思っていたんですが、登記以外にも市役所などに申請が必要なことに後から気づいたんです。税金関連の支払い用紙が届いたときに住所が変わっていないことに気づいたので、登記申請以外の手続きの案内や一緒に申請ができると助かりますね。申請までできなくてもチェックリストなどあればだいぶ助かると思います。
登記以外では株主名簿管理や株主総会をサポートする機能でしょうか。議事録が簡単に作成できて、登記が必要な場合は書類も作成できたりするのが理想ですね。